App Inventorの導入

 それではApp Inventorを導入しよう。App Inventorを使うための環境は以下のとおりだ。

OS環境 Macintosh(with Intel Processor):Mac OS X 10.5、10.6、Windows:Windows XP、Vista、7、GNU/Linux:Ubuntu8+、Debian5+
ブラウザ環境 Mozilla Firefox 3.6以上、Apple Safari 5.0以上、Google Chrome 4.0以上、Microsoft Internet Explore 7以上
Java環境 JRE(Java Runtime Environment) 1.6以上(こちらよりダウンロード可能
App Inventor Setup Software こちらのページの最下部よりダウンロード可能
Googleアカウント Googleアカウントが必要

 インターネットを閲覧するブラウザ、Java(JRE)、App Inventor SetUp SoftWare、Googleアカウントがあれば使えるようになる。準備が完了したら、App Inventorトップページ→「My Projects」を押すと導入できる。

アプリの作成

 今回、サンプルアプリとして「App Inventorで作るツイートアプリ」を作成する。名前のとおり、Twitterにツイートするアプリだ。テキストボックスの内容をTwitter上にツイートする。音声認識機能を使い、認識した声を投稿できる機能も付けてみる。音声認識ボタンを押すと音声認識が立ち上がり、話した内容がテキストボックスに反映される。読者のみなさんも、ぜひトライしてみていただきたい。

(1) 新規プロジェクトを作成

 まず、App Inventorトップページから右上にあるMy Projectsを押す。

 新規プロジェクト作成は、プロジェクト一覧画面より右上にある「New」ボタンを押し、プロジェクト名を入力し「OK」ボタンを押せば完了だ。

※今回、「furifuri」をプロジェクト名とする。また、日本語は入力できないため注意する。
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