前回はアイテムの検索結果を表示するリスト画面(ListView.mxml)を作成した。今回は初回に作成したホーム画面(HomeView.mxml)からリスト画面への遷移を実装していく。

ホーム画面からリスト画面へ

SearchボタンにClickイベント処理を追加

 まず、ホーム画面であるHomeView.mxmlをソースビューで開く。前々回に行った作業で、以下のようなコードになっていると思う。

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 ユーザーがSearchボタンをクリックすると、リスト画面に遷移するようにしたい。11行目のSearchボタンにClickイベントを処理する部分を以下のように追記する。

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 Flash Builderのコード補完機能を使って、Click ハンドラーを生成しよう。「click=""」の「""」の間にカーソルを合わせて、コード補完機能を呼び出する。コード補完機能の呼び出しは、CTR + Space(Win)/ CMD + Space(Mac)だ。

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 Enterキーで確定すると自動的にコードが追加される。

※「click=""」を記述する際にコード補完機能が自動的に呼び出される場合もある。その場合、例えば「cli」くらいまで入力すると補完候補が表示され Enter キーで確定させることで、一連の作業を一瞬で完了させることができる。もちろん、「cli」くらいまで入力して、自分でコード補完機能を呼び出しても同様だ。

 さて、この作業でコードは以下のようになる。

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 22行目のSearchボタンにclickイベント処理を行うメソッド「button1_clickHandler(event)」が指定された。指定されたメソッドは、5~13行目に自動生成されたブロック内に自動定義されたことが分かる。