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悪文と良文から学ぶロジカル・ライティング

漢字と平仮名の割合を適切にする

安田 正=パンネーションズ・コンサルティング・グループ代表取締役 2011/07/28 ITpro

 漢字か平仮名か、どちらにしようか迷ってしまうことってありませんか?

 例えば、

「…よろしくお願いたします」⇔「…よろしくお願い致します」
「ぜひ、お願いできますでしょうか」⇔「是非、お願いできますでしょうか」

 これはどちらが適切でしょうか?

 どちらも、間違いではないのです。しかし、「読みやすさ」の観点から言うと、ふさわしい表現があります。

どちらが適切?

 出来映えはあまりよくない   ⇔  出来映えは余りよくない
 したがって、終了とします   ⇔  従って、終了とします
 資料をいただく        ⇔  資料を頂く
 国家主義のおよぶ範囲     ⇔  国家主義の及ぶ範囲

これで解決! 漢字3割、ひらがな7割の法則

 文章の読みやすさを考えると、「漢字3割、ひらがな7割」の法則があるといわれています。実は新聞などの活字媒体では、おおむねこの比率になっているそうです。

 確かに文字数が多いと、漢字が多すぎても、ひらがなが多すぎても読みにくくなってしまいます。ですから、適切な割合というのが大事になってきます。

 では、どのようにおおよそ3:7の割合にもっていくのか? まさか数えるわけにはいきません。

 そこで、お薦めしたいのが、「動詞と名詞」は漢字で、「その他の言葉」はひらがなで、というルールです。それに則って判断すると、おおよそ漢字:ひらがな=3:7になります。おおよその割合ではありますが、漢字かひらがなかの判断の基準としては便利です。

変わった!

○出来映えはあまりよくない    出来映えは余りよくない
○したがって、終了とします    従って、終了とします
 資料をいただく        ○資料を頂く  (動詞)
 国家主義のおよぶ範囲     ○国家主義の及ぶ範囲(動詞)

 パソコンで、なんでもかんでも漢字変換してしまうと、読み手にとっては読みにくく、理解もしにくくなってしまいます。

 そんなときには、このルールに沿って判断しましょう。これまで、雰囲気や勘で決めていた基準が明確になり、漢字かひらがなか迷う時間も減り、効率もよくなるはずです。

安田 正(やすだ ただし)
パンネーションズ・コンサルティング・グループ代表取締役
安田 正(やすだ ただし)法人向けの研修を企画・実施するパンネーションズ・コンサルティング・グループの代表取締役。ロジカル・ライティング、ロジカル・コミュニケーション、交渉などの領域で、自ら講師としても活躍。2008年より早稲田大学理工学術院非常勤講師。著書に「誰でも論理的に書ける ロジカル・ライティング」、「なるほどナットク!ビジネス文書の達人になるためのQ&A41」など。

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