皆さんご存知のように、米アップルが快進撃を続けている。今や同社の株式時価総額は世界第2位の3021億ドル(2011年6月15日時点)に達する。IT企業としてはダントツの1位だ。パソコンメーカーとしてはさほど大きなシェアを持っているわけではないが、iPod、iPhone、iPadと成功を重ね、「ポストPC」時代の先頭グループを疾走する。
そんなアップルを作り上げたのは、言わずと知れたスティーブ・ジョブズ氏。創業者の一人でありながら一度はアップルから去り、1997年にCEOとして復帰すると、苦境に陥っていた同社を立て直した。経営者としての評価は極めて高い。ポストPC時代のライバルとなった米グーグルの社内にも、この4月に創業者の一人であるラリー・ペイジ氏がCEOになったとき、ジョブズ氏のような指揮ぶりを期待する声が上がったという(関連記事:「Google経営体制をApple型に変える」Larry Page氏)。
アップルは強し、そしてクラウド時代の競争はいかに…
2010年の米国オンラインビデオ販売市場、Appleが首位を維持
2010年のハリウッド映画に登場した製品ブランド、Appleが最多
ジョブズ氏なくして今のアップルはない
「世界で最も優秀なCEO 30人」、AppleのJobs氏やARMのEast氏など
最も働きやすい米国企業はFacebook、Jobs氏の支持率は97%
AppleのJobs CEOが病気療養で休職、復帰時期は「できるだけ早く」
アップルの最近の業績
Appleの1~3月期決算は記録尽くし、MSの利益も初めて抜く
Appleの2011年1~3月期決算、純利益95%増、iPhone販売2.1倍に
Appleの「App Store」、ダウンロード100億件を突破
Appleの2010年10~12月期決算、純利益78%増、過去最高益を更新
「Apple TV」、今週中に販売台数100万台突破の見込み