2011年6月1日、NTT東日本とNTT西日本の「フレッツ 光ネクスト」を介したIPv6インターネット接続サービスの提供が始まった。同日始まったのは、2方式あるうちの「トンネル方式」である。

 トンネル方式では、インターネットへの接続方式はフレッツ 光ネクストやBフレッツを介したIPv4インターネット接続サービスと基本的に同じである。一方で「アダプタ」と呼ぶ機器を用いるなど、違う点もある。

 本連載では、トンネル方式の特徴と、どのようなユーザーに向いているかを紹介する。また、トンネル方式を利用する場合のネットワーク構成について解説する。

(注:NTT東日本とNTT西日本は、5月26日からトンネル方式の名称を「インターネット(IPv6 PPPoE)接続」としている)。

目次