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[5]クラウドや仮想化環境でのLinux-HA活用法

2011/06/03
久保 元治=サードウェア

 Linux-HAは、物理サーバーのHA(高可用)化やディザスタリカバリだけのものではなく、クラウドや仮想化とも相性がいい。この分野は変化が早いため、ここではいくつかのヒントを挙げてみよう。新しい効果的な活用方法が今後も生まれてくるかもしれない。

クラウド基盤のHA化

 クラウド環境を実現する多数のツールがあるが、HadoopのNameNodeデーモンのように、マスターコントローラ的なサーバーが単一障害点になるシステムが案外多い。ここをLinux-HAで冗長化し、コントローラの故障でクラウド全体がダウンしないようにできる。

図1●Hadoop NameNodeのHAクラスタ化
図1●Hadoop NameNodeのHAクラスタ化

 実際、Hadoopの開発者が在籍する米Clouderaは、Heartbeat HA Configurationという技術情報を公開している。これはHeartbeatとDRBDでNameNodeやJobTrackerを冗長化するための手順の説明書になっている。

ゲストOS同士のHA化

 物理サーバーの突発的な故障への備えとして、異なる物理サーバー上のゲストOS同士でHAクラスタを組みたいというニーズもある。このような用途の場合、ライセンス料が不要でライセンス管理も不要というLinux-HAのメリットが生きてくる。

図2●ゲストOS同士のHA化
図2●ゲストOS同士のHA化
>>待機系を仮想化する
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