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A3 2010-11 Winter 受賞作品レビュー

<コミュニケーション賞>Camelog、<フロンティアスピリッツ賞>AiWiFi

人と人を場所と写真と言葉でつなげる、フォルダがそのままクラウドになる

小口正貴=ライター 2011/05/18 ITpro
 優秀賞に続いては、テーマ賞の受賞作品を紹介する。コミュニケーション賞は、人と人とのつながりが広がっていくアプリケーションを表彰する賞だ。フロンティアスピリッツ賞は、人々の価値観や生活を変えるポテンシャルを感じられるアプリに贈られる賞。今回は、コミュニケーション賞を受賞した「Camelog」と、フロンティアスピリッツ賞を受賞した「AiWiFi」を解説する。

1枚の写真で「思い出」を共有するフォトログアプリ
<コミュニケーション賞>Camelog 作者:エイチーム

Voice4u

 「Camelog ~カメラでつながるコミュニケーション~」は、エイチームが開発した新感覚のフォトログアプリだ。副題にある「カメラでつながるコミュニケーション」という言葉が示すように、“撮影場所×写真×言葉”のクロスオーバーに力点を置いた。

 撮影写真または端末内の保存写真から投稿が可能。Camelog独自のコミュニティ(初回起動時に登録が必要)を設けており、コミュニティ内で共有とコミュニケーションを図ることができる。加えてTwitterとの連携機能も備えており、より広範にWeb上で共有できる点も魅力だ。

 投稿の際、「ばしょ」「ことば」「きもち」の3カテゴリーに言葉を入力し、“その1枚”の属性を決定する。「ばしょ」はその名の通り撮影場所を特定するもの。「ことば」は任意の文字を最大32文字まで写真上に掲載可能。手書き風のポップなフォントを用意し、若年層や女性にも親しみやすい体裁を取った。「きもち」の言葉はあらかじめ設けられたもので、「かわいい」「たのしい」「きれい」「せつない」といったように、その時々の感情を反映できるようになっている。

 自分が投稿した写真は「マイフォト」で管理。コミュニティ内の他ユーザーの写真は、トップメニューの「カテゴリで見る」をタップし、新着順、人気順で閲覧可能だ。投稿写真がずらりとサムネール表示され、気になった写真があればタップして表示。「Like」「Comment」「Share」のメニューが備えられ、TwitterやFacebookと同じようにボタンを押して評価したり、コメントを残したりすることができる。また、「カメラで見る」の項目では、カメラをかざすことでその場所に投稿された「ことば」を表示。他ユーザーとの同じ場所での共有感覚を高めてくれる。投稿された写真と「ことば」は、CamelogのWebサイトでパソコンからも閲覧できる。

写真●トップメニュー。写真の投稿や他ユーザーの閲覧はこの画面上から選択する
[画像のクリックで拡大表示]
写真●実際の投稿画面。「ばしょ」「ことば」「きもち」を入力し、写真の属性を決める
[画像のクリックで拡大表示]
写真●写真上に掲載できる文字は最大32文字まで。手書き風のフォントと鮮やかなカラーバリエーションを用意している
[画像のクリックで拡大表示]
写真●コミュニティ内ユーザーの投稿写真一覧。気に入った作品があれば、その写真を表示してコメントを残すことが可能だ
[画像のクリックで拡大表示]
写真●投稿した写真には「Like」「Comment」「Share」のメニューから、コメントを残したり、共有したりできる
[画像のクリックで拡大表示]
写真●カメラをのぞくと、その場所に投稿された「ことば」を風景に重ねて見ることができる
[画像のクリックで拡大表示]
写真●投稿された写真と「ことば」はCamelogのWebサイトでパソコンからも閲覧できる。画面は東日本大震災の被災者へ贈るメッセージを集めたページ
[画像のクリックで拡大表示]

 投稿する写真上に言葉を載せることで、たった1枚の写真に込められた思いが浮き彫りになる。例えば古いアルバムをめくっていて、その下にあるキャプション(一口説明文)を読み、「あの時こんなことがあったな」「あの場所、懐かしいな」といった記憶がよみがえる感覚と近いかもしれない。

作者に聞く
エイチーム マネージャー 高崎有貴子氏
写真●エイチームのコンテンツ事業部 マネージャー 高崎有貴子氏、技術開発部 塚田翔也氏、コンテンツ事業部 部長 山根裕美子氏[撮影:菊池くらげ]
[画像のクリックで拡大表示]

アプリ開発のきっかけは。

  弊社で運営する「写真」と「ことば」を用いたコンテンツを、配信しているサイトに需要があり、それが新規サービスにも活かせるのではと考えたのがきっかけです。

 そこに、「自分も写真やことばを伝えたい!」というユーザー様の声を反映し生まれたのが、カメラでつながるコミュニケーションをコンセプトとした「Camelog」です。

開発にあたって苦心された点は。

 サーバーはコストを抑えたスモールスタートやスケーラビリティを見据えてGoogle AppEngineを採用しましたが、なれない実行環境での開発に苦労しました。

 Android側ではユーザーインタフェースに一番力を入れています。メンバーで何度も打ち合わせを重ね、見やすい使いやすい画面レイアウトや挙動を考えました。さまざまな解像度の端末に対応するための実装にも苦労しました。

ユーザーへのメッセージを。

 ARを用いた新しいコミュニケーションツールですが、なにより、どれだけ技術が進化しても変わらない、人と触れ合うことの楽しさや温かさを、使ってくださる皆さんに感じてもらえればと思っています。

[Camelog公式サイト]

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