エクスプローラーが示すフォルダ名は時として正しくない

図21●Cドライブにある「ユーザー」フォルダは実は「Users」フォルダである
図21●Cドライブにある「ユーザー」フォルダは実は「Users」フォルダである
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 「C:¥Users ¥harada¥AppData¥Roaming ¥Microsoft¥Internet Explorer¥Quick Launch¥User Pinned¥StartMenu」をエクスプローラーで見てみましょう。とはいうものの、Cドライブを見ると、図21のように、「Users」というフォルダはありません。これはどういうことでしょうか?

 実は「ユーザー」と表示されているのが「Users」フォルダです。「ユーザー」を右クリックしてプロパティを表示して「セキュリティ」タブを見ると、それが本当は「C:¥Users」であることがわかります。「ユーザー」フォルダから順に降りていくと、図22のように、StartMenuフォルダにたどり着けます。

 日本語版のWindowsでは、Usersフォルダが「ユーザー」になったり、Documentsフォルダが「マイ ドキュメント」になったり、Downloadsフォルダが「ダウンロード」になったりします。正しいフォルダ名が必要な場合は、「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンド プロンプト」を起動し、DIRコマンドで確認するとよいでしょう。図23はその例です。ただし、誌面で見やすくなるよう、背景と文字の色を変更しています。

図22●「スタート」メニューに表示した項目の一覧。ただし、ここを消してもメニューの表示がすぐに更新されるわけではない
図22●「スタート」メニューに表示した項目の一覧。ただし、ここを消してもメニューの表示がすぐに更新されるわけではない
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図23●コマンド プロンプトでDIR(ディレクトリ)コマンドを使うと、ファイルの一覧を見られる
図23●コマンド プロンプトでDIR(ディレクトリ)コマンドを使うと、ファイルの一覧を見られる
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