「先延ばし」には要注意!

 前回は、期限の前日になるとあわててバタバタする「バタ男」「バタ子」にならないための「仕事の平準化」を紹介しました。事前に仕事量を先読みして、仕事の進め方を組み立てておけば、期限直前にバタバタしなくて済むという話でした。

 今回は、仕事をうまく進めていくために大事な、もう一つのポイントを紹介します。それが「仕事の先延ばし」の防止です。

「先延ばし」とは?

 たとえば、普段仕事をしていて、こんなことはないでしょうか・・・?

・この仕事を「やらなきゃいけない」と分かっているのに、なかなか手をつけられない。

・「今日はやりたくないから、明日やろう」・・・と何日も先延ばししてしまう。

 これが「仕事の先延ばし」です。子供の頃、夏休みの宿題になかなか手をつけず、夏休みが終わるギリギリになるまでやれなかった経験のある人もいると思いますが、それと少し似ていますね。

 仕事を先延ばしし始めてしまうと、結局、期限ギリギリになるまで手をつけられなかったりしがち。また、せっかく事前に計画を立てていても、その計画の実行すら先延ばししてしまうようでは、計画を立てた意味も無くなってしまいます。

 とはいえ、誰でも仕事の内容によっては「今はやりたくない」「後回しにしたい」と思うことも多少はあるもの。今週は、この先延ばしを防ぐ方法を紹介していきましょう。