「売上高」は企業規模を計る代表的な指標

 「日本で一番大きな企業」といえば、どの会社だと思いますか。

 「世界のトヨタ」と呼ばれるトヨタ自動車は、おそらく正解のひとつといえるでしょう。

 他にも正解があるのかって?

 たとえば、上場企業の会計情報を提供しているウェブサイト「ユーレット」によれば、三菱UFJフィナンシャルグループ、というのも正解のひとつといえそうです。

 実は、トヨタ自動車も三菱UFJもどちらも日本一なのです。なぜなら、何をもって大きな企業とするのか、その指標がいろいろあるからです。

 そして、いろいろある指標の中でもよく利用されるもののひとつが「売上高」です。

 売上高とは、その名の通り、お客さんに商品を売った総額を意味しており、「年商」といわれることもあります。

 ユーレットによれば、トヨタ自動車は売上高が日本一、三菱UFJは資産総額が日本一とのこと。

 では、トヨタ自動車の売上高はどれくらいなのでしょうか。

 売上高は、決算書のひとつ、「損益計算書」という書類の一番上に記載されています。