■「Link Shell Extension」はマウスの右クリックメニューに、ジャンクションやハードリンクなどを作成するための項目を追加するフリーソフトである。
■ハードリンク(Hardlink)、ジャンクション(Junction)、シンボリックリンク(Symbolic Link)、ボリューム・マウントポイント(Volume Mountpoint)をマウスの右クリックメニューから簡単に設定することができるようになる。

■ソフト名 Link Shell Extension(バージョン3.5.0.1)
Win7VistaXP2000NT20082003
日本語
■開発 Hermann Schinagl氏
■URL http://schinagl.priv.at/(Link Shell Extensionに関する説明、およびファイルのダウンロードはhttp://schinagl.priv.at/nt/hardlinkshellext/hardlinkshellext.html#contactから)
■ファイル Windows 2000/XP/Vista/7/Server 20003/2008(32ビット版):HardLinkShellExt_win32.exe(2,120,208バイト)
Windows XP/Vista/7(64ビット版):HardLinkShellExt_X64.exe(2,145,608バイト)
Windows Itanium版(Windows 7 Itanium含む):HardLinkShellExt_Itanium.exe(2,233,112バイト)
Windows NT(4.0)版:HardlinkShellExt.exe(891,491バイト、ただしWindows NT版はVersion 3.2.0.0で開発が終了)
Windows NT版を除き、いずれもプラットフォームに適合するVisual C++用ランタイムが必要(作者のサイトからダウンロード可能)
■対応OS Windows NT/2000/XP/Vista/7/2003/2008(32ビット/64ビット)
■価格 無料(寄付歓迎)
■評価
(5段階)
★★★★☆

 ユーザーによっては、環境変数を設定してテンポラリファイルの格納場所を独自の場所に変更している人も多いだろう(とくにRAMディスク機能を利用している場合など)。ところがいつの間にか「C:\Temp」というフォルダが作成されて、不審に思ったこともあるかもしれない。ソフトウエアによっては、インストールする際にシステムドライブにある「C:\Temp」というフォルダを参照するようになっているケースがあり、C:\Tempがない場合はインストーラが独自に作成することがある。このようなときにC:\Tempというフォルダが作成されてしまう。

 このように、ある種のソフトウエア、あるいはオンラインストレージ機能を使用している場合、特定の名称のフォルダが存在している必要がある(あるいは自動的に作成される)。この場合には、思わぬ場所に見慣れないフォルダが作成され戸惑ってしまうケースもある。また、特定のソフトウエアを利用する場合に、通常使用しているドキュメントフォルダとは別の場所にファイルの保存場所を設定して利用したい、あるいは同一のファイルやフォルダを別々の場所に保存して参照させたい、といったことがあるかもしれない。