電子メールにファイルを添付する際には、情報漏えいにならない配慮と、相手に確実に添付ファイルが届くための配慮が必要です。
まず添付するファイルの容量を確認する必要があります。大容量のファイルがメールに添付されていると、相手にとってはメールの受信に時間がかかりますし、メールが届かないこともあります。
添付ファイルの容量は、大きくても1MB程度にしておきましょう。それよりも大きい場合は、圧縮してから添付します。
万一メールが漏えいしたときのことを考えて、ファイルを開くパスワードも設定します。特に社名や個人名などの個人情報を扱う際には、パスワード設定は、忘れずに行いましょう。
パスワードは、ファイルが添付されたメールとは別のメールで知らせます。メールが漏えいしたときにメール本文にパスワードが明記されていたら、添付ファイルを簡単に開かれてしまうからです。
企業のセキュリティレベルによっては、添付ファイルだけが届かないこともあり得ます。その場合でも、件名に「添付あり」と書いてあれば、相手は、添付ファイルが届いていないことに気がつきます。ファイルを添付するときは、件名または本文で、添付ファイルがあることを明記しておきましょう。
グローバル ナレッジ ネットワーク 人材教育コンサルタント、産業カウンセラー