問題

問3 CRC(巡回冗長検査)に関する次の記述を読んで、設問1~3に答えよ。

 CRCは、誤り検出方式の一つである。送信側でデータに誤り検出符号(以下、符号という)をふかして送信し、受信側で検査することによって、転送の際の誤りの有無を判断する。

設問

設問1 次の記述中の空欄に入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。

解答群

ア 100
イ 102
ウ 120
エ 125

設問2 次の記述中の空欄に入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。

 任意の長さのビット列の符号を求める計算手順を次に示す。ここで、符号の長さはnビットとする。

[nビットの符号を求める計算手順]
(1)左端及び右端のビットが1である(n+1)ビットのビットパターン(以下、マスクという)を定める。
(2)符号計算対象のビット列の右端にnビットの0を付加したビット列を作る。
(3)(2)で作ったビット列に対して次の操作を行う。
1. ビット列の左端から調べ、最初に値が1であるビットの位置pを見つける。
2. pを左端としp+nを右端とする部分ビット列に対し、マスクで排他的論理和(XOR)を取る。
3. ビット列の右端nビット以外がすべて0になるまで、(1)及び(2)を繰り返す。
(4)(3)の操作で得られたビット列の右端nビットが符号となる。

 図に、マスクが101のときの符号(2ビット)を計算する例を示す。

解答群

ア 00
イ 01
ウ 10
エ 11