問題


問6 節点1,2,・・・,nをもつ木を表現するために、大きさnの整数型配列A[1],A[2],・・・,A[n]を用意して、節点iの親の番号をA[i]に格納する。節点kが根の場合はA[k] = 0とする。表に示す配列が表す木の葉の数は、幾つか。

ア 1
イ 3
ウ 5
エ 7

解説と解答

 木構造をプログラムで実装する場合は、リストや配列により表現します。この問題では配列を使って、木を表現しています。

 木構造では、親のない節を根、子のない節を葉と呼びます。実際に図を描いて確認すると良いでしょう。まず、A[1]が0であることから節点1が根であることがわかります。

 同様にして節点2と節点3の親が節点1、節点4と節点5の親が節点3、節点6と節点7と節点8の親が節点5なので、以下のような木となります。

 したがって、葉(子のない節)の数は5となります。答えはウです

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・平成20年秋期 ソフトウェア開発技術者 午前 問10

城田 比佐子
アイティ・アシスト インストラクタ
ITに関するコンサルティングや教育を実施するアイティ・アシストのインストラクタ。新入社員研修やプロマネ育成研修をはじめ,基本情報技術者試験,応用情報技術者試験,プロジェクトマネージャ試験などの試験対策研修の実績も豊富。著書に「3週間完全マスター 基本情報技術者 2011年版」、「3週間完全マスター 応用情報技術者 2011年版」などがある。