ITpro EXPO 2010では、会期前・会期中を問わず、Twitterをフル活用して情報発信する。Twitterのリアルタイム性を生かし、編集部からEXPO参加者に有用な情報を随時配信。さらに、参加者を含めた全員でEXPO関連情報を共有するツールとしても活用する。


 ITpro EXPO 2010では、新しい情報発信の手段にチャレンジする。その一つが「Twitter」の活用である。

 Twitterは、「つぶやき(ツィート)」と呼ばれる140文字以内の短いコメントをやりとりするWebサービス。ブログよりも気軽に短時間で書き込めることで人気を呼んでいる。読者の中にも、既に使っている方は多いだろう。

最新情報をリアルタイムで提供

 Twitterの最大の特徴は、リアルタイムに近い状態で情報をやりとりできること。短いコメントで、タイトルを付ける必要もないため、情報を発信する側は最低限の情報を、必要なときにすぐつぶやける。この情報は、自分をフォローしている人のタイムラインと呼ばれる画面に即座に表示される。

 “つぶやき”を見て、「面白い!」と思った人は、その情報を「リツィート」と呼ばれる手段で、自分のことをフォローしている人に簡単に転送できる。リツィートが短時間に繰り返されることで、発信した情報がインターネット上であっという間に伝搬していく。これがTwitterのすごいところだ。

 ITpro EXPO 2010では、このTwitterを積極的に活用して情報を提供していく。そのための専用アカウントとして「ITpro_EXPO」を用意(図1)。100日間の開催期間中に、参加者にとって有用な情報をつぶやいていく。

図1●ITpro EXPOのTwitterアカウント(ハッシュタグは#itpro_expo)
図1●ITpro EXPOのTwitterアカウント(ハッシュタグは#itpro_expo)

 さらに、3日間の展示会開催中には、展示会場での新鮮な情報を随時つぶやく。たとえば「今から、どの会場でこういうテーマのセミナーを開催します」「もうすぐ、どこのブースで面白いデモを実施します」といった情報をつぶやく予定だ。

 Twitterを通じた参加者からの問い合わせにも、できるだけその場で答えていきたい。残念ながら「必ず」とは約束できないが、「この会社のブースはどこ?」「このセミナーの会場は?」といった質問を、気軽につぶやいてもらえればと思う。ぜひ早めにアカウントをフォローしていただきたい。

ハッシュタグで全員のつぶやきを共有

 Twitterには「ハッシュタグ」というものが広く使われている。ハッシュタグとは、つぶやきの中に「#」で始まる特定のキーワードを付けることで、同じテーマに関するつぶやきを複数のユーザー間でグループ化できるもの。

 ITpro EXPO 2010では、「#itpro_expo」というハッシュタグを利用。ITpro_EXPOアカウントでこのハッシュタグを付けてつぶやくほか、ITpro EXPOに参加された方もぜひ「#itpro _expo」のハッシュタグを付けて感想などをつぶやいていただきたい。そうすれば、Twitter上で「#itpro_expo」を検索すると、ITpro EXPOに関するすべてのつぶやきをまとめて読める。

 ITpro上のEXPO特設サイトでも、展示会の開始に合わせて「#itpro_expo」のハッシュタグが付いたつぶやきをリアルタイムに表示する。みんながITpro EXPOについてつぶやいている内容が時系列に沿った形で表示される予定だ。