「システムから得られる情報が、意思決定や行動につながらない」--。こういった悩みを抱える企業は少なくない。需要創出という果実を得るには、「情報の取得」「分析」「行動の後押し」という三つのプロセスが不可欠だ。そして、これらのプロセスを、従業員個々のスキルや意欲だけに委ねず、戦略的に実行・支援する体制を築かねばならない。先進企業の実例を通して「情報を活かす組織」の作り方を提示する。

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