selfup

selfupのトピックス-PR-

ルーティング・テーブルの情報を読み取る

2010/07/01
エイジ=ネットワーク勉強サイト「Roads to Node」管理人 (筆者執筆記事一覧
出典:日経NETWORK 2009年12月号pp.96-97
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
[画像のクリックで拡大表示]

 ルーティングは,日本語で言うと「経路選択」という意味だ。ルーター間でパケットをやりとりする際に,あて先のルーターを決めるためのしくみである。次にどのルーターあてにパケットを転送するかを判断するために使う対応表は,「ルーティング・テーブル」と呼ばれる。

 本問題は,このルーティング・テーブルについての設問だ。ルーティング・テーブルは「show ip route」コマンドで確認できる(図1)。show ip routeはCCNAの最重要コマンドなので,コマンド実行結果の見方をしっかり把握しておこう。

図1●「show ip route」コマンドでルーティング・テーブルを確認する
ルーターの特権モードで「show ip route」を実行すると,ルーティング・テーブルを表示する。
[画像のクリックで拡大表示]

 show ip routeを実行すると,最初に経路情報を入手するための手段を表す記号(C,S,Rなど)の一覧表が表示される。その後にはデフォルト・ルート,さらにルーティング・テーブルの経路情報(エントリ)が列挙される。各エントリは,「192.168.1.0/24」のように,特定の範囲のIPアドレスを割り当てたネットワークへの経路を表している。

テーブルの見方を覚えよう

 ルーターは受信したパケットのあて先IPアドレスを見て,転送先のネットワークを決める。パケットのあて先IPアドレスとルーティング・テーブルのエントリを比較し,プレフィックスまでのビットが一致するか調べるのだ。そして一致したエントリの中で,最もプレフィックス長が長いネットワークを選び,そのネットワークにつながった中継ルーター(ネクスト・ホップと呼ぶ)にパケットを送る。

 この「最も長いプレフィックス長を選択する」という原則は,「最長一致(ロンゲスト・マッチ)」と呼ばれる。

 この問題の場合は,パケットのあて先であるパソコンBのIPアドレス「172.16.1.130」を基に考えればよい。エントリの中で一致する部分があるのは「172.16.0.0/16」,「172.16.1.0/24」,「172.16.1.128/26」である。プレフィックス長が最も長いのは「172.16.1.128/26」なので,問題の正解は選択肢cとなる。

Webサイトで確認!
ルーティング編 第1回 ルーティングとは

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteでクリップする
  • 印刷する

今週のトピックス-PR-

この記事に対するfacebookコメント

nikkeibpITpro

▲ ページトップ

CIO Computerworld
ITpro EXPO 2014

Twitterもチェック

執筆者一覧

イベントINFO -PR-

最新号

注目の書籍

好評発売中!

絶対わかる!
無線LAN超入門

無線LANの素朴な疑問
を解消!どこよりも詳
しい最新の超高速規格
802.11acを徹底解剖