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高価なルーターはもういらない──ソフトウエアルーター「Vyatta」に期待JANOG25が1月に終わったかと思えば、もう梅雨の季節です。何かと時の移り変わりが早く感じるようになってきました。人に言わせるとそれは歳のせいだと。なんとなく、認めたくない気もしますが、エンジニアが集まる宴会などに出席するといつの間にか自分が年上の部類に入っているのに違和感を覚えつつも、そういう年になったのかと思うばかりです。 さて、感傷に浸っている場合ではありません。すぐに夏がきます。夏はイベントの季節です。インターネット関連のイベントも夏から秋にかけて目白押しで、私がかかわっているものだけで三つほど開催されます。 ネット管理者注目のイベント三つのイベントの概要をご紹介しましょう。
1) JANOG26
2) VIOPS05
3) 日本Vyattaユーザー会 第1回ミーティング このなかで注目したいのが「日本Vyattaユーザー会」です。今後、IPネットワークを構築したりするうえで大きなムーブメントを起こす可能性があるので、少し紹介しておきましょう。 ソフトウエアルーター「Vyatta」の正体Vyattaというのはルーター機能を実装したソフトウエア(ソフトウエアルーター)です。「Quagga」(クアッガ)などのオープンソースソフトウエアをベースにしています。特徴的なのは、IAサーバーなどに直接インストールできるインストールCDだけで配布されるのではなく、VMWareやXen Serverなどの仮想アプライアンスの形式でも配布されていること。つまり、仮想化環境を強く意識して開発されているのです。 Vyattaの詳細情報は、VyattaのWebサイトから取得できます。Vyattaはそもそも米国のVyatta社の製品です。この製品については、商用サイトで紹介されています。 Vyattaには商用版とオープンソース版があります。ただし、配布されている「Vyatta Core」には機能的に違いがありません。厳密には異なりますが、想像しやすいモデルとしては、RedHat Linuxと CentOS Linuxのような関係だと思ってもよいでしょう。 2010年6月時点で、Vyattaの最新バージョンは6.0です。現在取得できるVyattaの一番古いバージョンは4.1.4です。これは2008年に公開されたものですから、少なくとも2年は歴史を重ねてきたということになります。昨年のVyatta Core 5.0ぐらいから徐々に注目を集めるようになってきており、日本でもユーザーを増やしてきました。
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