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近藤邦昭のインターネット奮闘日記

高価なルーターはもういらない──ソフトウエアルーター「Vyatta」に期待

2010/06/29 日経NETWORK

 JANOG25が1月に終わったかと思えば、もう梅雨の季節です。何かと時の移り変わりが早く感じるようになってきました。人に言わせるとそれは歳のせいだと。なんとなく、認めたくない気もしますが、エンジニアが集まる宴会などに出席するといつの間にか自分が年上の部類に入っているのに違和感を覚えつつも、そういう年になったのかと思うばかりです。

 さて、感傷に浸っている場合ではありません。すぐに夏がきます。夏はイベントの季節です。インターネット関連のイベントも夏から秋にかけて目白押しで、私がかかわっているものだけで三つほど開催されます。

ネット管理者注目のイベント

 三つのイベントの概要をご紹介しましょう。

 1) JANOG26
 7月の7日、8日の二日間で、今回はなんと都内での開催です。
 JANOGが東京で開催されるのは珍しいと思う方も多いかと思います。ですが、実は二つ前のJANOG24も東京の日経ホールで開催されているのです。今回のJANOG26は、恵比寿で開催されます。私は隠しネタとして登場するようですので、乞うご期待です。

 2) VIOPS05
 VIOPSは、仮想化インフラの運用者グループであることは以前ご紹介しました。今回はこの5回目のミーティングで7月23日に開催されます。
 JANOGの2週間後ということなので忙しい日程ですが、なかなか面白そうなプログラムが用意されています。今回は、XaaS Dayというサブタイトルがついています。XaaSというのは、SaaSやPaaS、IaaSなどの○aaSを指す言葉で、仮想環境を利用したサービス提供を包括的に表します。今回はこの観点で、XaaSとは何なのかを追究していくプログラムをそろえています。

 3) 日本Vyattaユーザー会 第1回ミーティング
 一部報道発表もされていますが、先日「Vyatta」(ヴィヤッタ)というソフトウエアルーターの日本でのユーザー会が発足しました(写真1)。このユーザー会の第一回ミーティングが9月30日に開催される運びとなりました。実は、この原稿を書く前の日に日程が決まったばかりです。

写真1●「日本Vyattaユーザー会」のWebサイト
[画像のクリックで拡大表示]

 このなかで注目したいのが「日本Vyattaユーザー会」です。今後、IPネットワークを構築したりするうえで大きなムーブメントを起こす可能性があるので、少し紹介しておきましょう。

ソフトウエアルーター「Vyatta」の正体

 Vyattaというのはルーター機能を実装したソフトウエア(ソフトウエアルーター)です。「Quagga」(クアッガ)などのオープンソースソフトウエアをベースにしています。特徴的なのは、IAサーバーなどに直接インストールできるインストールCDだけで配布されるのではなく、VMWareやXen Serverなどの仮想アプライアンスの形式でも配布されていること。つまり、仮想化環境を強く意識して開発されているのです。

 Vyattaの詳細情報は、VyattaのWebサイトから取得できます。Vyattaはそもそも米国のVyatta社の製品です。この製品については、商用サイトで紹介されています。

 Vyattaには商用版とオープンソース版があります。ただし、配布されている「Vyatta Core」には機能的に違いがありません。厳密には異なりますが、想像しやすいモデルとしては、RedHat Linuxと CentOS Linuxのような関係だと思ってもよいでしょう。

 2010年6月時点で、Vyattaの最新バージョンは6.0です。現在取得できるVyattaの一番古いバージョンは4.1.4です。これは2008年に公開されたものですから、少なくとも2年は歴史を重ねてきたということになります。昨年のVyatta Core 5.0ぐらいから徐々に注目を集めるようになってきており、日本でもユーザーを増やしてきました。

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