• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • PR

  • PR

  • PR

  • PR

  • PR

Val ITに学ぶ 危機の時代の正しいIT投資

第5回 事例:病院向けシステムの導入計画を作成する

2010/06/16 ITpro

経営コンサルタント
情報システムコントロール協会 東京支部 理事
日本ITガバナンス協会 事務局長
梶本 政利

 この連載では、IT投資のフレームワーク(枠組み)である「Val IT」の全体像を説明している。前回はIT投資計画を作成するための10のステップに触れた。今回は事例編として、筆者がコンサルタントとして以前に関与したシステム開発プロジェクトを取り上げる。

 システムは大規模病院における電子カルテを管理するものだ。プロジェクトは必ずしもVal ITのフレームワークに完全に従ったわけではなく、諸事情によってかなりカスタマイズして適用している。それでもシステムの評価基準やポートフォリオの作成方法など、参考になる点が多々あると思う。

紹介率向上を狙い、外来クリニックを新設

 筆者がコンサルタントとして呼ばれたのは、総ベッド数が1000床クラスの大病院である。病棟は老朽化が進んでおり、何年か後には建て替えを必要とするような状況だった。

 この病院は地域の医療拠点としての地位を維持するために、紹介率を高める必要性を感じていた。紹介率とは、初診患者の中で紹介患者(他の病院からの紹介状により紹介された患者)と救急患者が占める割合を表す数値である。しかし、紹介率は思うように上がらなかった。

 そこで理事長以下経営層は、外来専門クリニックを新たに建設し、本院(地域拠点病院)とクリニック間で役割分担を実施することを決定した。外来専門クリニックを旗揚げする際に、電子カルテを導入することも決めていた。ほかに以下を目標として掲げた。

  • 優秀な医師を安定確保すると同時に、今後も国の制度変更に伴い研修医を安定的に確保できる体制を整備する
  • 包括請求制度(DPC)の導入に対する準備を整える
  • 財務状況をさらに改善していく

ここから先はITpro会員(無料)の登録が必要です。

次ページ プロジェクトの全体方針を確認、整理
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

あなたにお薦め

連載新着

連載目次を見る

今のおすすめ記事

  • 【ニュース解説】

    無線LANの「ただ乗り」はやはり罪に問えない?有識者に聞く

     大手新聞社や通信社は2017年4月27日、無線LANの「ただ乗り」が無罪で電波法違反に当たらないとする判決が東京地裁で言い渡されたと一斉に報じた。報道によると、被告は身元を隠すため、他人の無線LANの暗号鍵を解読して利用。フィッシングの手口などでIDとパスワードを不正に入手し、金融機関サイトにアク…

ITpro SPECIALPR

What’s New!

経営

アプリケーション/DB/ミドルウエア

クラウド

運用管理

設計/開発

サーバー/ストレージ

クライアント/OA機器

ネットワーク/通信サービス

セキュリティ

もっと見る