台湾・台北市で開催されているIT関連展示会「COMPUTEX TAIPEI 2010」をはじめ、国内外でタブレットPC新製品が相次ぎ登場した。また、米Intelは2011年の早い時期にAtomプロセッサベースのタブレットPC/薄型ネットブック向け新型システムオンチップ「Oak Trail」(開発コード名)を投入する計画を発表した。
注目されるのは、台湾ASUSTeK Computerが発表したスレートPC「Eee Pad」とタブレットPC「Eee Tablet」。このうち12型液晶パネルを採用した「Eee Pad EP121」は、低電圧Core 2 DuoプロセッサとWindows 7 Home Premiumを搭載。スタンドやアダプタの併用で、パッド、デスクトップ、クラムシェルの3種類のスタイルで利用できる。
こうした動きを受け、米Googleも「Chrome OS」を搭載したネットブックなどの端末が2010年の晩秋に登場する見通しであることを明らかにした。
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