■「フォントインストーラー SAKURA」はフォントのインストールや一時インストール、アンインストール、閲覧管理などが簡単に行える。
■Windowsを使用しているうちに、いつの間にか貯まってしまってシステムの負荷となってしまうフォントを効率的に管理できるフリーウエアである。

■ソフト名 フォントインストーラー SAKURA(バージョン2.63)
Win7VistaXP2000
日本語
■開発 たむたむ氏
■URL http://tam.vni.jp/
■ファイル sakura263.zip(536,860バイト)
■対応OS Windows 2000/XP/Vista/7(作者は「64ビット版のWindows 7でも動作」とコメントしている)
■価格 無料
■評価
(5段階)
★★★★☆

 Windowsで使用されているフォントは、システムのインストール直後の場合いわゆる「既定のフォント」だけがインストールされている状態である。だが、各種アプリケーション・ソフトウエアをインストールしていくと、知らないうちにインストールされるフォントが増えていく。これらのフォントは、通常は%windir%フォルダ(普通はC:\Windows)内の「Fonts」フォルダに格納されている。システムにはさまざまな種類のフォントがインストールされていることは、コントロール・パネルの「フォント」アイコン(またはリスト)をクリックすれば確認できる(図1)。

図1●Windows標準のフォント管理ツール<br>Windows XPのコントロール・パネルにある「フォント」から起動した。各種管理操作は上部の「ファイル」メニュー(赤枠)から実行する。
図1●Windows標準のフォント管理ツール
Windows XPのコントロール・パネルにある「フォント」から起動した。各種管理操作は上部の「ファイル」メニュー(赤枠)から実行する。
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 これらのアイコンやリストをダブルクリックすると、実際のフォントとして表示される(図2)。この画面でフォントを確認したり印刷することもできる。

図2●Windows標準のフォント管理ツールで特定のフォントをサンプル画面として表示させた画面
図2●Windows標準のフォント管理ツールで特定のフォントをサンプル画面として表示させた画面
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