「2010年はスマートフォン飛躍の年」と言われる中国。その中国スマートフォン市場の現状を、日本Androidの会女子部部長の矢野りんがのぞいてきた。また現地の事情について、上海Androidの会会長で、安徽開源軟件有限公司総経理の中尾貴光氏に話をうかがった。

不夜城商厦携帯電話で人気の端末をチェック

 まず、市民が携帯電話を購入する場所として普段から立ち寄る「不夜城商厦携帯電話(以下不夜城)」に行き、人気の端末などをチェックしてみた。上海駅近く、天目西路沿いにある中規模百貨店ほどの建物丸ごと1棟に、大量の店舗が集まる携帯専門店街だ。

端末の部品なども豊富に取り扱っている専門店があった
[画像のクリックで拡大表示]
SIM専門店。壁に張ってある当選番号のような数列は電話番号。888など、縁起が良く人気の高い数字が含まれる番号は値段が高い
[画像のクリックで拡大表示]
不夜城店内で携帯電話を製作する青年。あちこちで若い職人が手作り携帯電話を作成していた
[画像のクリックで拡大表示]
ブラックベリーと読む
[画像のクリックで拡大表示]