NTTドコモがこの4月に発売を予定しているAndroid搭載スマートフォン「Xperia」に、誰でも触れて試すことができるイベント「Xperia Touch & Try Event」が、2010年3月6日から始まった。イベント会場には、開発中のものを含むAndroidアプリケーションも展示されている。

 これまで報道機関向け、ブロガー向け、開発者向けにはXperiaに触れることができるイベントを実施しているものの、一般の人向けのイベントは今回が初めて。イベント初日には、開場と同時に参加者が多数来場した。

写真●Xperia Touch & Try Eventの会場

十数種のアプリ、Android版PhotoSpeakなど未公開のものも

 会場には、Xperiaの実機が多数、触れて試せる状態で展示されているほか、Xperiaに対応する最新のAndroidアプリケーション十数種類を展示する。まだ一般公開していないアプリケーションも多い。

 展示されているアプリケーションは15種類。多くは1月21日の報道機関およびブロガー/開発者向けイベントで展示したものだ。(関連記事)。中には、3月3日に日本市場向けの発表会を行ったばかりのオンライン・メモアプリ「Evernote」の展示もある(関連記事)。XperiaにはAndroid版のEvernoteを標準搭載するという。ソニーのパソコンVAIOシリーズでは全機種のEvernoteがプリインストールされることが発表されている。VAIOとXperiaで、共通のEvernoteのデータベースを利用する様子を見ることができる。

写真●オンライン・メモアプリ「Evernote」
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