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ネットワーク

NTTの次なる成長エンジン,ホームICTの実像

日経コミュニケーション
出典:日経コミュニケーション 2010年2月1日号  pp.28-35
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

NTTの次なる成長エンジン,ホームICTの実像

 急速に数が増えてきたネットワーク対応端末。テレビ,ハード・ディスク・レコーダといった家電製品はもちろんのこと,デジタル・フォトフレームのような新しい端末も登場している。家庭にはさらに,ホーム・セキュリティ用の監視カメラや火災報知器,果ては体重計といった健康器具まで,様々なネットワーク対応端末が入り込みつつある。Androidの台頭により,端末は今後ますます多様化するはずだ。

 この状況に合わせてNTTが,新たな市場開拓に本腰を入れた。いわゆる「ホームICT」である。家庭や企業にホーム・ゲートウエイ(HGW)と呼ばれるNTT印のサービス端末を設置。これにユーザーの様々な機器を接続してもらい,協業パートナのサービスを乗せることで,サービスの世界でのNTTの存在感を高めようというわけだ。2010年秋にも第1弾の商用サービスを開始する。

 例えば,サービス事業者がHGWにデジタルカメラ接続用のソフトウエアを配布。ユーザーがデジタルカメラをホーム・ネットワークに接続すると,自動的にネットワーク上のストレージにデータがコピーされるといったサービスを実現できる。

 NTTにとっては,FTTHをはじめとする回線サービスを拡販するための策だ。ただ,一般ユーザーの生活スタイルやワークスタイルを変える可能性を秘めていることは間違いない。家庭やオフィスを対象にビジネスを展開したい企業にとっても,NTTのホームICT構想は魅力的に映る。NTTに相乗りする形で,比較的手軽にサービスを始められる可能性があるからだ。

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