問題

問30 音声のサンプリングを1秒間に11,000回行い,サンプリングした値をそれぞれ8ビットのデータとして記録する。このとき,512×106バイトの容量をもつフラッシュメモリに,記録できる音声は最大何分か。

ア 77
イ 96
ウ 775
エ 969

テクノロジ系>技術要素>マルチメディア>マルチメディア技術

解説と解答

 音声データをデジタル化するためには、音の波を一定の時間間隔で数値化します。これをサンプリングと言います。下図は、赤線が音声波形で、青線が音声波形を数値化したデジタルデータです。

 1秒間に11,000回のサンプリングを行い、その値をそれぞれ8ビット、つまり1バイトで記録するということは、1秒の音声は11,000バイトで記録されるということになります。

 このことから、512×106バイトの容量をもつフラッシュメモリーには、512×106÷11000÷60≒775分の音声が記録できます。

 以上より正解は,選択肢ウです。

城田 比佐子、関谷 昌太
アイティ・アシスト インストラクタ
ITに関するコンサルティングや教育を実施するアイティ・アシストのインストラクタ。新入社員研修やプロマネ育成研修をはじめ、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、プロジェクトマネージャ試験などの試験対策研修の実績も豊富。著書に「3週間完全マスター 基本情報技術者 2010年版」などがある。