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第80回 出そろった11種類のクラウドサービス
出典:日経コンピュータ 2009年12月23日号
137ページより
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
Forrester Research, Inc. クラウドコンピューティングを語る上で最も難しいのは、真の姿を定義することだ。どのようなカテゴリーのサービスが存在し、ビジネスモデルは何で、企業にとってどのようなメリットがあるのだろうか。 フォレスターはクラウドコンピューティングを、「標準化されたIT能力(サービス、ソフトウエア、インフラストラクチャ)を、インターネット技術を使って、従量課金制、セルフサービス方式で利用者に提供するもの」と定義する。従量課金制とは、利用者がサービスを利用する上で長期契約を結ぶ必要がないことを意味する。セルフサービスとは、利用者は自動化されたツールを使うだけでサービスを始められ、人を介したり、電話窓口に連絡したり、サービスチケットを買ったりする必要がないことを指す。 米国立標準技術研究所(NIST)はクラウドサービスを、(1)ソフトウエア・アズ・ア・サービス(SaaS)、(2)プラットフォーム・アズ・ア・サービス(PaaS)、(3)インフラストラクチャ・アズ・ア・サービス(IaaS)の3つに分類する。SaaSは完成したアプリケーションを、PaaSはアプリケーションを構築・展開・管理する環境を、IaaSはオンデマンドの仮想ホスティング環境を提供する。 フォレスターはさらに、PaaSとIaaSの間にIT運用に相当するサービスが、SaaSとPaaSの間にミドルウエアに相当するサービスがあると定義する。 IaaSやPaaS、さらに下記に挙げるIaaSを補強する4つのサービスは、SaaSほど市場が成熟していない。企業顧客に対してマルチテナント型のパブリックインフラストラクチャを受け入れてもらうよう努力することが、これらサービスの普及の鍵となる。
(4)クラウド・ラボ
(5)データベース・アズ・ア・サービス
(6)デスクトップ・アズ・ア・サービス
(7)ストレージ・アズ・ア・サービス 以下に挙げる4つのサービスはSaaSを補強するミドルウエアに相当する。一部顧客を増やしているサービスがあるものの、普及率はまだ低い。
(8)ビジネス・プロセス・マネージメント・アズ・ア・サービス
(9)クラウド・ビリング
(10)ディザスタ・リカバリー・アズ・ア・サービス
(11)インテグレーション・アズ・ア・サービス 企業はまず、これらサービスが自社の業務を強化できるか判断し、次にアプリケーションの開発マネジャーとアーキテクトが、自社のアプリケーションをサービスに適合可能か検証すべきだ。アプリケーションが対応可能で、自社のニーズも満たすようであればサービスを利用してもよい。 ◆本記事は,“TechRadar For Infrastructure & Operations Professionals: Cloud Computing, Q3 2009”を日経コンピュータ編集部で翻訳・構成したものです。 連載新着連載目次へ >>
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