Googleが開発した携帯電話プラットフォームAndroid。2010年にはAndroid搭載携帯電話が続々と登場する。携帯電話以外の機器への搭載も進む。“台風の目”になりそうなAndroidをめぐる動きをITproに掲載された記事で振り返り、今後の展開を展望する。
ドコモから国内初のAndorid携帯電話
2007年11月に発表されたAndroid。2008年に米国で発売されたが、2009年7月にはついに、NTTドコモから日本初となるAndroid携帯電話、HTC製「HT-03A」が登場した。
ドコモのAndroid端末「HT-03A」は7月10日に発売
ソフトバンク、シャープ、ソニーが2010年に
2009年11月、ソフトバンクモバイルがAndroid携帯電話の投入を表明した。端末のメーカーは明かしていないが、スペックを公開。2010年春に発売するとしている。
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シャープも11月、携帯電話事業者はまだ不明だが、2010年にAndroid端末を発売すると発表している。
ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズも11月、「Xperia X10」を発表した。2010年第一四半期から前半にかけ、世界各国で発売する予定だ。
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NECも10月、「Android技術センター」を技術者20人の陣容で発足させ、開発を進めている。
NTTドコモも、2010年にAndroid携帯電話の新機種発売を表明している。NTTドコモ スマートフォン事業推進室 アプリケーション企画 担当部長の山下哲也氏は11月に開催されたイベントAndroid Bazaar and Conference 2009 Fallの講演で、「2010年にAndroid搭載端末をはじめとするスマートフォンの爆発的な普及が起きる」との予測を示した。
「日本のスマートフォン、2010年から爆発的に普及」---NTTドコモ 山下氏