問題

問2 実数aをa=f×reと表す浮動小数点表示に関する記述として,適切なものはどれか。

ア fを仮数,eを指数,rを基数という。
イ fを基数,eを仮数,rを指数という。
ウ fを基数,eを指数,rを仮数という。
エ fを指数,eを基数,rを仮数という。

テクノロジ系>基礎理論>基礎理論>離散数学

解説と解答

 浮動小数点表示に関する知識を確認する問題です。

 実数aをa=f×reと表した時,fを仮数,eを指数,rを基数と言います。

 実数をf×reといった形式で表す方式を指数表示と言います。
例えば,377600000000000を3.776×1014と表示したり,
0.00000000456を0.456×10-8と表示します。

 指数表示は,少ない有効数字の桁数で,大きな数や絶対値の小さな数(ゼロに近い小さな数)を表現するのに適しています。

 以上より正解は,選択肢アです。

城田 比佐子,関谷 昌太
アイティ・アシスト インストラクタ
ITに関するコンサルティングや教育を実施するアイティ・アシストのインストラクタ。新入社員研修やプロマネ育成研修をはじめ,基本情報技術者試験,応用情報技術者試験,プロジェクトマネージャ試験などの試験対策研修の実績も豊富。著書に「3週間完全マスター 基本情報技術者 2010年版」などがある。