クライアントOSを起点に、各種プラットフォーム製品やモバイル、ゲーム機までを開発してきたマイクロソフト。グーグルなどの台頭を受け、社会全体を視野に入れたサービス分野の強化を急ぐ。テクノロジーの先に彼らは、どんな未来を描いているのだろうか。

Windows7で挑むNew Normalな世界とは

 Windows7の企業向け出荷と並行して、サーバー向けOSの新版「Windows Server 2008 R2」の出荷が、2009年9月から始まっている。さらに2010年初めには、オフィスソフトの最新版「Office2010」の出荷も始まる。これらWindows7が象徴する新しいプラットフォームを掲げ、マイクロソフトはNew Normalな世界を実現するという。New Normalな世界に向けて、マイクロソフトが提供できる価値は何か。