写真●右から順に,NECの赤津氏,デルの諸原氏,日本IBMの関氏,日本HPの上原氏,日立製作所の木下氏,富士通の吉田氏,レノボ・ジャパンの内藤氏
写真●右から順に,NECの赤津氏,デルの諸原氏,日本IBMの関氏,日本HPの上原氏,日立製作所の木下氏,富士通の吉田氏,レノボ・ジャパンの内藤氏
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 2009年10月28日,「ITpro EXPO 2009」の講演会場で,「Enterprise Platformの明日~ビジネスに貢献する情報システム基盤を求めて」と題するパネル討論会が開催された。大手コンピュータ・メーカー7社から参加したパネリストが,情報システム基盤として今後1~2年に何を提案していくかを語った。

 パネリストは,NECの赤津素康ITプラットフォームビジネスユニットコンピュータソフトウェア事業本部長,デルの諸原裕二執行役員ソリューション・サービス・デリバリー本部長,日本IBMの関孝則テクニカル・セールス・サポート技術理事,日本ヒューレット・パッカード(HP)の上原宏エンタープライズストレージサーバ事業統括本部BCSビジネス本部長,日立製作所情報・通信グループの木下佳明経営戦略室副室長,富士通の吉田浩SOP開発推進室室長代理,レノボ・ジャパンの内藤在正取締役副社長研究・開発担当の7氏(写真)。司会は日経コンピュータの谷島宣之編集長が務めた。

日経コンピュータ谷島編集長(以下司会):
 釈迦に説法かも知れませんが,Enterprise=企業というのは派生的な意味であり,元は「進取の気性」とか「非常に野心的な取り組み」といった意味の言葉です。有名な映画の「スタートレック」に出てくる「Enterprise号」もその意味です。

 景気が低迷していますが,多くの企業に「Enterprise」で新しいことをやっていただきたいと思っています。それにはハードウエア,ネットワーク,PCを含めてどのような基盤を用意すればよいでしょうか。

 パネリストの皆さんには,事前に「各社1枚だけ」という条件で,プレゼンテーション用資料をご用意いただいています。それではよろしくお願いします。