J-SOX(内部統制報告制度,いわゆる日本版SOX法)初年度はとりあえず乗り切ったとはいえ,多くの企業がその対応に課題を残していると言っても過言ではない。J-SOXの取り組みを自社に定着させるためには,「過度に保守的な対応」の効率化に取り組む必要がある。J-SOX適用2年目以降に内部統制の効率化に向けてどう取り組むべきかを解説する。


第1回 初年度の問題と2年目以降に目指すべき方向

第2回 効率的な評価方法(1)方針・体制・スケジュール

第3回 効率的な評価方法(2)運用テストなど

第4回 効率的な内部統制評価方法(3)内部統制支援ツールの活用

第5回 IT全般統制の効率化に役立つ二つの項目表

第6回 2年目以降に考えるべき内部統制事務局と要員育成の体制

第7回 J-SOXの今後とAfter J-SOX(前編)初年度の総括と2年目以降の展望

第8回 J-SOXの今後とAfter J-SOX(後編)IFRSが与えるインパクト