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第2東京タワーができたらアンテナの向きは変えるの?

2009/11/06
聞き手:久保田 浩=日経NETWORK (筆者執筆記事一覧
出典:日経NETWORK 2008年11月号p.15
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

第2東京タワーができたらアンテナの向きは変えるの?

(イラスト・アニメーション:岸本 ムサシ)

  今回の回答者:
大崎 公士
日本放送協会
技術局 計画部 副部長

 東京都内で地上デジタル放送,いわゆる「地デジ」を見るためにUHFアンテナを立てている人は,港区の「東京タワー」にアンテナを向けていることと思います。一方,東京タワーに代わる新しい電波送信所の建設が墨田区で始まりました。それが今まで“第2東京タワー”,“新東京タワー”と呼ばれていた「東京スカイツリー」です。

 では,東京スカイツリーができたら,地デジを見ている人たちはアンテナをそちらに向け直さなくてはならないのでしょうか。せっかく立てたアンテナの方向を変えるのは面倒です。

 でも,その必要はなさそうです。シミュレーションを行った結果,東京タワーと東京スカイツリーに挟まれるような地域であっても,アンテナの向きを変えなくて済みそうだとわかりました。そのような地域は元々受信電波の電界強度が強いので,アンテナの向きはそれほど視聴に影響しないのです。

 一般的にUHFアンテナは真横からの電波は受信しにくいと言われています。ところが,東京タワーと東京スカイツリーの見える方向がちょうど90度になるような地域でも,視聴には十分な電界強度が得られるであろうことがわかっています。

 東京スカイツリーは2011年12月に竣工する予定です。実際にテレビ電波を送信するのはおそらく竣工から1年くらいはかかるものと思われます。それまでの間は,現在の東京タワーから地デジの電波を送信し続けます。

 東京スカイツリーができることで,ビル陰の地域など電波の届きにくい地域でも地デジを視聴しやすい環境が整うでしょう。また,ワンセグの視聴地域が増えることも期待されています。現在,ワンセグの受信感度が低いと言われている地域やビル内でも,より高い場所から電波を送られることで,受信しやすい状態になるからです。

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