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(6)夜勤だけでない?当直の仕組みデータセンター事業者の業務内容を解説するこの連載の第6回では,普段なかなかスポットが当たらない当直シフト勤務の仕組みについて解説したい。 当社の場合,当直は3交代制で,24時間365日の運用監視体制を採用している。大切なお客様のIT資産を守るため,運用監視業務は1日1時間たりとも休むことができない。 とはいえ,実際の業務を行うのは,当社技術員という生身の人間であるため,当然のことながら「休日」も必要となる。その場合,どういうパターンで働き,休日を取っているのだろうか。 例えば,夜勤の人は毎日夜勤のように思われがちだが,実際は毎日ではない(表1)。日勤の場合もあれば夜勤の場合もあり,それらのシフト勤務が交互にやってくる。看護師の当直とよく似ている。
表1●当社の当直シフト勤務(3交代制)のパターン例
勤務交代時には,10分程度の打ち合わせがあり,申し送りを行う。ジョブが走る時間やエラー内容など,運用に関するさまざまな内容を引き継ぐ。 データセンター運用部門では1カ月に1度,勉強会も開催している。新しく導入した監視ツールの使い方や日々の運用改善などである。運用の現場も日々切磋琢磨して,サービスレベルの改善に努めている。 バッチ・ジョブの投入は魂が必要!? この業界に入って新米だった頃, 私はあるIT企業のデータセンターで汎用機の運用をしたことがある。そこではバッチ・ジョブを手動で登録することがあった。 「じゃ,キー押しますよ〜。」 と言いながら,私はENTERキーを軽い気持ちで押そうとしたときに,隣に座っていた先輩から怒鳴られた。 「なんだ,そのへっぴり腰なキー入力の仕方は!」 先輩曰く,大切なジョブ投入は,さまざまな項目を指差し確認の上,キーの真上90度の角度から心を込めて押し込む必要があるのだとか。 角度に意味があるかどうかは未だに不明だが,運用管理者の誇りと責任を感じた瞬間であった。 柏原 丈二 株式会社STNet システム開発部 コンサルティング第1チーム 生産管理システム開発,2000年問題対応,年金システム開発,損害保険関連システム開発,商材企画業務などを経て,現在はITコンサルティング業務を担当している。システムアナリスト,システム監査技術者。趣味は登山。(本記事の執筆当時は事業企画部に所属) 連載新着連載目次へ >>
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