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日経情報ストラテジー

コークの味は国ごとに違うべきか

ゲマワット教授の経営教室

2009/10/13
西頭 恒明=日経情報ストラテジー
出典:日経情報ストラテジー 2009年9月号  p.116
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

世界はフラット化していない

 市場のグローバル化は進んでいるが、今の世界の状態はまだ「セミ・グローバル」に過ぎず、今後数十年はこの状態が続く──。最年少でハーバード・ビジネススクールの教授に就いた著者は、日本でもベストセラーになったトーマス・フリードマン氏の『フラット化する世界』(日本経済新聞出版社)に反論する。

 フィリピンのマクドナルドにはマックスパゲティがあり、インドでは羊肉バーガーがあるという。また、冷蔵庫など家電製品の仕様に対する好みが国によって異なることなどを挙げながら、画一的なグローバル戦略を否定し、国ごとの差異に適応する戦略を示す。経営戦略論で知られるマイケル・ポーター博士の愛弟子だけに説得力がある。

コークの味は国ごとに違うべきか

コークの味は国ごとに違うべきか
パンカジ・ゲマワット著
望月 衛訳
文藝春秋発行
2000円(税込)

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