|
|
[ICタグ/カーボンオフセット]ICタグ利用の名簿管理と排出権購入で期間中のCO2排出量をオフセットITpro EXPO 2009では,「カーボンオフセット・イベント」に今年も挑戦する。イベント期間中の電力消費に伴うCO2排出量を,排出権の購入と,ICタグを使った名簿管理による紙の使用削減によって相殺する。 今回のITpro EXPOでは,環境へのリアルな取り組みとして,昨年に続いて「カーボンオフセット・イベント」に挑戦する。カーボンオフセットとは,企業の事業活動や家庭での日常生活で排出される二酸化炭素(CO2)を,排出権(クレジット)やグリーン電力の購入などによって相殺(オフセット)することを指す。 ITpro EXPOでは,2つのアプローチでカーボンオフセットに取り組む。(1)排出権の購入によるオフセットと,(2)ICタグの利用によるオフセットだ。 (1)については,今回は8トン分のCO2排出権を購入した。環境省によれば,イベント期間中に使用する電力消費量(CO2排出量)の20%に当たる排出権を購入すれば「カーボンオフセット・イベント」と呼べるという。そこで,会場となる東京ビッグサイトに問い合わせ,電力消費量からイベント期間中のCO2排出量を割り出した。 ITpro EXPO展示会では39.6トンのCO2排出が見込まれる。この20%をオフセットするために必要なのが,8トン分の排出権購入だったわけだ(図の上)。今回は,インドのTamil Nadu Newsprint and Papers社の風力発電プロジェクトによる排出権を購入している。 ICタグの利用で名刺を省略(2)のICタグ利用では,来場者と出展社がICタグによる入場管理システムを使うことで名刺のやり取りを省略。使用する紙の量を減らし,相当するCO2排出量を削減する。 ICタグの使い方は簡単だ。ITpro EXPOのWebサイトで事前登録すると,ICタグ付きの入場パスが手元に届く。イベント当日はこれを会場に持参し,入場ゲートや展示ブースなどの受付にあるICタグ・リーダーにかざすだけである(図の下)。 ICタグ利用によるCO2排出量の削減効果は意外に大きい。例えば,来場者が入場ゲートを通って19カ所のブースを回ってリーダーにICタグを読み取らせたとすると,合計20枚の名刺を削減できる。これで来場者1人当たり25.6グラムのCO2をオフセットしたことになる。来場者が6万人とすれば,イベント全体で約1.5トンがオフセット可能だ。 会場にお出かけの際は,ぜひICタグ付き入場パスを忘れずに持参し,活用していただきたい。 連載新着連載目次へ >> |