フリープログラマってどんな生活をしているんだろう,と考える人は多いかもしれません。ここでは,プログラミング専門誌「日経ソフトウエア」で2001年から続いている長寿人気連載「フリー・プログラマの華麗な生活」(現在も連載中)から,その厳しさ,楽しさを垣間見ることができる記事を12本,厳選してご紹介します。

 連載筆者の中條氏は1960年生まれ。大手SIベンダーに勤めた後,何度かの転職を経て1999年に独立。モバイル・コンテンツ系のシステムをはじめ,Webシステムの開発を得意とするフリーのソフトウエア技術者として10年にわたって実績を上げてきました。

 もちろん,現在に至る道は決して,平坦ではありませんでした。しかも最近は,「100年に1度の大不況」で,大きなプロジェクトがいくつもクローズし,首都圏でもソフトウエア技術者は余り気味。中條氏もその例に漏れず,人材派遣会社との仕事探しの顛末を日経ソフトウエア誌の連載につづっていたりします。

 しかし,プログラミングに軸足を置き,決してぶれることがない中條氏は,常に正面を見てチャレンジを続けます。氏の生き方には,プログラマとしてハッピーに生きるヒントが隠されているかもしれません。

私の独立物語 ~ 黎明編

私の独立物語 ~ 始動編

フリーの生活は自己管理がキモ

青色申告はスリリング

有限会社ねこなっく設立 ―― 社長と呼ばないで

初夏,農閑期のせつなさ

健康保険の恐怖

いかにして私は方向転換を決意したか

独立5年目の憂うつ?

背水の陣の覚悟で…

山道を登って行けばそこには…

求職を始めて知る「SOHO」の実態