ハードウエアの調査対象は、PCサーバー、クライアントPC、メインフレーム、ミッドレンジサーバー、UNIXサーバー、ストレージ専用装置、ネットワーク機器の7分野。ランキングは、回答数が全体の3%以上かつ30件以上のIT企業が対象。回答数が20件以上のIT企業は参考として、ランキング外に50音順で掲載している。

【ランキング表の見方】
●表中で、濃い赤は項目ごとの平均点より5点以上高い値、薄い赤は2.5点以上高い値
●表中で、濃い青は項目ごとの平均点より5点以上低い値、薄い青は2.5点以上低い値
●表中の重視度は回答企業が「特に重視している項目」として選んだ割合。「15」とある場合は、回答企業の15%が選択したことを示す。総合満足度は各項目の満足度を重視度に応じて加重平均している。上位3項目には色を付けた

■PCサーバー■
NECが4連覇、国産勢が上位を独占

 NECが4連覇を達成した。継続意向度も唯一70点台の大台に乗せている。昨年から製販一体で取り組んでいる納期短縮化などが功を奏したとみられる。

 日立製作所が前回4位から2位に、富士通が前回6位から3位へと、国産勢がそれぞれ順位を上げた。日立と富士通の差はわずか0.1ポイント。両社とも「トラブルシューティング」で高評価を得ている。

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■クライアントPC■
HPが激戦を制す、価格と信頼性を両立

 5位までが1.8ポイント差にひしめく激戦を制したのは日本ヒューレット・パッカード(HP)。前回より総合満足度を1.4ポイント向上させ、初の1位になった。「ハードの価格」と「保守サービスの料金」の満足度が高く、全体的にもポイントを改善した。

 前回1位のデルは総合満足度を0.2ポイント高めたものの、HPには1ポイント届かなかった。課題の「信頼性」を3ポイント改善したとはいえ、全社平均からは6.3ポイントの開きがある。前回デルと同率1位だった東芝は総合満足度を0.6ポイント落として5位に後退した。

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