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[PCサーバーの調達・運用実態]利用部門による運用が4割強ITコストの削減策として、IT基盤の統合や運用体制の見直しが始まっている。その前提として、企業のIT基盤の中核をなすPCサーバーは、どのように調達・運用されているのか。Enterprise Platform編集による調査から、システム化案件をこなすたびに、複数種のPCサーバーが企業内に増え、システムの複雑化や運用コストの増大を招いているであろう実態が、改めて明らかになった。 Enterprise Platform編集では、企業におけるPCサーバーの調達および運用の実態を知るためにアンケート調査を実施した。今回は、運用実態に関するアンケート結果を紹介する。
まず尋ねたのは、PCサーバーの運用部署についてである。最も多かった回答は「すべてIT担当部門が運用している」の39.9%だった(図1)。これに、「全社用途はIT担当部門が、特定業務・利用部門用途は利用部門が運用している」の34.1%を加えると、全社用途のPCサーバーについては、IT部門が運用する企業が7割強いることになる。 これに対し、「すべて実際の利用部門(事業部など)が運用している」は11.0%、「案件ごとに運用体制を検討している」が9.4%ある。「全社用途はIT担当部門が、特定業務・利用部門用途は利用部門が運用している」の34.1%を加味すれば、特定業務・利用部門用途のPCサーバーについては、利用部門が運用しているという回答が4割強になる。「運用は基本的に外部に委託している」とする回答は、4.7%だった。 運用部署に対する回答割合は、PCサーバーの調達部署に対する回答(「すべてIT担当部門が調達する」が48%、「全社用途はIT担当部門が、特定業務・利用部門用途は利用部門が調達する」が27%など)と大きくは変わらない。ポイント差は、仕様は利用部門が決めIT部門が調達を代行するケースなどが考えられる。そうだとすれば、PCサーバーの調達・運用は、基本的に利用部門が仕様を決定し、自らが運用するケースが多いといえそうだ。
3割強が全社標準の運用手順を確立
次に、PCサーバーの運用手順について、社内で統一しているかどうかを聞いた。結果は、「全社で標準の運用手順を決めている」が32.9%で最も多く、それに「案件に合わせて都度、運用手順を決めている」が31.7%で続いた(図2)。 調達するPCサーバーの仕様については、「案件に合わせて最適な仕様の製品を調達している」が53%と半数を超えている(関連記事)。これと比べると、運用手順は比較的、標準化が進んでいるといえる。 実際、「利用部門(事業部など)単位に標準手順を決めている」が19.4%、「全社基準を複数設定し、案件ごとに選択している」は13.7%だった。運用手順について社内になにがしかの標準があるとする回答は、65%を超えることになる。
>>運用を考慮した調達が始まっている
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