「マークアップ・エンジニア」という言葉は,HTMLから来ています。HTMLの正式名称は「HyperText Markup Language」です。ここで,HTMLの「M」にあたる言葉が「Markup(マークアップ)」ですね。「Markup(マークアップ)」とは,そのままでは単なる文字列であるテキストに対して,HTMLタグを付与していくことで文章(文書)の構造を明示する作業を指します。

 Webサイトが大規模になりつつある現在,マークアップ・エンジニアの業務は,HTMLを書くだけに留まりません。ビジュアル・デザイン制作作業以降(または同時)に,Webサイトのユーザー・インタフェースの実装や,または付随するツール群の使いこなしにも精通している必要があります。この連載では,すでにマークアップ・エンジニアとして働いている人やこれからマークアップ・エンジニアを目指す人に向けて,私たちが業務を通じて得たTipsをご紹介します。

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マークアップ・エンジニアのTips

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株式会社まぼろし
2008年8月設立。アクセシビリティ,ユーザービリティ,CMSの導入,SEO/SEMといったWebサイト制作から,ROIを意識したブランディング,ソーシャルメディアを用いたユーザーとのコミュニケーションの最適化など,マーケティング活動までを手がけるクリエイティブユニット。