問題
問24 不正アクセス禁止法において違法となる行為はどれか。
ア インターネット通信販売の広告において,事業者氏名などの表示義務を怠った。
イ 音楽用CDを,無断で複製し販売した。
ウ 個人情報を含む名簿を,無断で名簿業者などに販売した。
エ 他人のIDを無断で使用して,インターネットオークションに出品や入札をした。
解説と解答
不正アクセス禁止法は,他人のユーザIDやパスワードを無断で使用したり,それらを無断で他人に公開したりすることを禁止する法律です。また,不正アクセスによってホームページを改ざんしたり,システムを破壊したりする行為も,この法律によって禁止されています。選択肢アの通信販売の広告において事業者氏名などの表示義務を怠る行為は,特定商取引法に違反しています。
選択肢イの音楽用CDなどの著作物を無断で複製し販売する行為は,著作権法に違反しています。
選択肢ウの個人情報を含む名簿などを本人に無断で販売する行為は,個人情報保護法に違反しています。
よって正解は,選択肢エです。
アプリケーションデザイナー 代表取締役