全問解説◆基本情報技術者試験
目次
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午後問題:32ビットの乗算(アセンブラ)
アセンブラ言語(CASLII)による、32ビットの乗算を行うプログラムの問題です。アセンブラの問題を解くためには、CPUと主記憶装置とのやり取りのイメージを頭の中に描けること,そのプログラムが全体として何を行っているのかを早い段階で把握すること,そして,プログラムの制御構造を理解することが重要です…
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午後問題:生産計画の作成(表計算)
表計算ソフトを使用し,ワークシート“販売計画”を基に,ワークシート“生産計画”を作成する問題です。本問の空欄は,セルに入力する式や式の一部分です。各空欄の式の求め方が問題文にそのまま記述されていますので,問題文を正確に把握できれば解答は容易です。
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午後問題:簡易テキストエディタ(Java)
プログラムの空欄を埋める問題です。空欄が含まれるメソッドの機能を問題文中から読み取り,前後のプログラムを見ながら考えましょう。メソッドの機能は,[プログラムの説明]の(1)~(6)に書かれていますが,それ以外の説明から読み取らなければならない部分がありますので注意が必要です。
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午後問題:売り上げ分析表の印刷(COBOL)
売上ファイルを読み込んで,売上分析表を印刷する副プログラムの問題です。売上分析表は,販売店ごとの売り上げ金額が降順に印字されています。このような印字のためには,販売店ごとの売り上げ金額を求め,売り上げ金額の降順に整列する必要があります。また,販売店ごとに売り上げ金額を求めるためには,売上ファイルが…
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午後問題:絶対パスへの変換(C)
文字列を操作して,相対パスを絶対パスに変換する自作関数の問題です。プログラムのアルゴリズムは問題文中から読み取り,プログラム中のコメントで詳細な処理内容を確認します。文字列操作時の注意として,文字列の終端には\0が付加されること,操作する文字列の開始位置と終了位置を間違えないことが重要です。
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午後問題:図形の塗り替え(データ構造及びアルゴリズム)
アルゴリズムの追跡(トレース)と変更に関する問題です。問題文は長いのですが、アルゴリズムは丁寧に説明されているため,問題文を良く読んできちんと追跡を行えば十解答できます。じっくりと追跡を行い,アルゴリズムの問題を解く練習を積みましょう。
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午後問題:需要予測(経営・関連法規)
需要予測に関する問題です。設問1は,〔ヒアリングの結果〕を正しく読み取ることが必要です。設問2は,設問1をグラフ化した表現を考えます。設問3は与えられた計算式と値を使って計算します。専門用語が出てきますが,いずれも問題文に説明がありますので,難しく考えず問題文の通りに解釈して答えることがポイントで…
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午後問題:スケジュール管理(プロジェクトマネジメント)
プロジェクトのスケジュール管理に関する問題です。設問1および設問2は,問題文にある「第I期プロジェクトの概要」,「第II期プロジェクト概要」,「システム開発の遂行状況」の記述を読み,発生した事実とそのタイミングを正確に把握することで解くことができます。
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午後問題:銀行口座の管理(ソフトウエア設計)
プログラム設計のうち,モジュール間の連携に関する問題です。プログラムの動作は,何らかの入力に対して結果を出力します。各モジュールの動作も同じです。本問は,この入力と出力の流れを意識して解答を考えます。空欄d~eについては,問題文の記述されている手順を読み取ることで解答できます。
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午後問題:パケットフィルタリング(セキュリティ)
パケットフィルタリングに関する問題です。設問1はSMTPとPOP3の用法の違いについて正確な理解が必要です。設問2はパケットフィルタリングがどのような仕組みでセキュリティ上のリスクを防いでいるかを理解している必要があります。
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午後問題:関係データベースの設計と操作(データベース)
E-R(Entity-Relationship)図は,エンティティ間の関係性を表した図です。問題文の冒頭に表記のルールが掲載されています。ここでは,E-R図と実際の表との結びつきに着目して解答します。
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午後問題:ソフトウエア製品の品質特性(ソフトウエア)
ソフトウエアの品質特性に関する問題です。六つの品質特性の具体的な内容についての理解が必要です。また,変数の型,関数,アルゴリズムの計算量について理解も必要です。コードレビューの対象として擬似言語のプログラムが題材にされていますが,プログラミングの一般論として考えます。
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“コンピュータ不正アクセス対策基準”に適合しているものはどれか
コンピュータ不正アクセス対策基準とは,経済産業省が,情報システムへの不正なアクセスの予防,発見,防止,復旧,再発予防などをすることを目的に策定した基準です。コンピュータの利用が許可されていない人が利用した結果として,情報漏えいなどの各種問題が発生しないように企業や組織あるいは個人が実行すべき対策に…
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午後問題:画像データの符号化(ハードウエア)
画像データの符号化に関する問題です。ランレングス符号化の方法については問題文に記述があるので,ランレングス符号化を知らなくとも解くことができます。問題文(3)の「図3 符号化後のビット列表現」について正しく読み取り,問題文(2)の前提条件を読み落とさないことがポイントです。
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共通に使用される擬似言語の記述形式
共通に使用される擬似言語の記述形式
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表計算ソフトの機能・用語
表計算ソフトの機能・用語
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問題文中で共通に使用される表記ルール
問題文中で共通に使用される表記ルール
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Javaプログラムで使用するAPIの説明
Javaプログラムで使用するAPIの説明
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アセンブラ言語の仕様
アセンブラ言語の仕様
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特許権を説明したものはどれか
特許権とは,社会に役に立ちそうな新しい技術を開発した発明者が審査申請し,新しい技術であると認められることによって与えられる権利のことです。特許権を与えられると出願日から20年間,その発明を独占的に使用できます。
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