「サービス・イノベーションの世紀」チャネルに、「サービス・イノベーション入門」(4月15日スタート)に続いて、新たなコラムとして「サービス・イノベーション推進委員会」が開設された。「サービス・イノベーション推進委員会」はバーチャルな組織だが、サービス・イノベーションに関する情報共有と意見交換の場として育てて行ければと考えている。時々会って、情報交換も行う。4月20日の夕方、日経BP社で「サービス・イノベーション推進委員会」の設立キックオフを行った。

サービス・イノベーション推進委員会

 「サービス・イノベーション推進委員会」の内容は以下の通りだ。
 (1) 下記メンバーを中心としたサービス・イノベーション関連のリレー連載
 (2)日経情報ストラテジー「サービス・イノベーションの新潮流」との連動

 さらに時期を見て、サービス・イノベーション関連のセミナーやシンポジウム、イベントなどの情報も発信する予定だ。

 委員会のメンバーを紹介しよう。

 まず私、碓井が委員長を務めさせていただく。委員は4人。生田昌弘委員(キノトロープ取締役会長)、木村達也委員(早稲田大学大学院商学研究科教授)、内藤耕委員(産業技術総合研究所サービス工学研究センター次長)、持丸正明委員(産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究センター副センター長)だ。

 メンバーはそれぞれサービス産業や研究活動の場での経験を持ち、ここ2~3年のサービス関連の情報交流や、各省庁の委員会で活動をともにする中から編成されている。現状で5人のメンバーによって毎週のリレー連載を展開していくが、さらに数人のメンバーを加え、活動を拡大したいと考えている。

 初回は私から、「議論のたたき台」を提起させていただく。