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ファイルの痕跡を完全に削除する「Eraser」

2009/04/17
松本 寿浩

■「Eraser」は任意のファイルやフォルダを完全に削除するフリーウエアである。削除するファイルやフォルダのデータを,意味のないデータで上書きして,あとから復元できない状態にする非常に強力なファイル完全削除ツールである。
■ドライブの空き領域に残っているデータ情報なども完全に削除する。ドライブやフォルダを細かく指定でき,削除のタイミングをスケジュール化して自動実行することも可能だ。

■ソフト名 Eraser(バージョン5.86a)
2000 XP 2003 vista
英語
■開発 Garrett Trant/Sami Tolvanen氏
■URL http://www.heidi.ie/
■ファイル (32ビット版)EraserSetup32.exe(8,944,224バイト)
(64ビット版)EraserSetup64.exe(9,918,216バイト)
■対応OS Windows 2000/XP/2003/Vista(Windows 9x/ME/NT/2000/XP対応版としては,バージョン5.7が公開されている)
■価格 無料(寄付歓迎)
■評価
(5段階)
★★★★☆

 まずはじめに,ちょっとした「実験」を見ていただきたい。図1は,ローカル・コンピュータの特定のフォルダに保存されているファイルのリストである。このフォルダに保存されているファイルすべてを,エクスプローラで削除する(この実験のケースでは,ゴミ箱を経由しないで削除を選択した)。削除後には,当然ながらフォルダには何も残されていない。この直後にファイル復元ツールを使用して削除したファイルの復元操作を行うと,削除したファイルがすべて復元可能な状態でリストアップされ(図2の2)に示すように,すべてのファイルが元通り正常に復元できた。つまり,エクスプローラなどからファイルやフォルダを削除しても,その直後ならばほぼ100%の確率でファイルやフォルダが復元できることを示している。

図1●エクスプローラ上でファイルを削除しようとしているところ
[画像のクリックで拡大表示]
図2●すべてのファイルを削除(ゴミ箱を経由しないで削除)した直後に,ファイル復元ツールをスキャンさせ(黒丸1),ファイルを復元させたところ(黒丸2)
この例ではファイルはすべてテキストファイルであるが,復元させた後でも正常に使用できている。
[画像のクリックで拡大表示]
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