“多重下請け構造の終えん

 ITサービス業で常態化していた“多重下請け”の姿が大きく変わり始めた。業務の再々委託を禁止するなど、取引構造に制限を加える改革が進んでいるのだ。大手SIerは開発リソースの調達の再考を迫られ、3次、4次の下請け企業として、事実上の技術者派遣に依存してきた中小SIerは、存亡の危機に立たされている。その最前線を追った。

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