写真●豆蔵 山岸 耕二 代表取締役社長
写真●豆蔵 山岸 耕二 代表取締役社長

 「現在、多くのシステム開発が、ユーザーにヒアリングするだけで要件をまとめる方法を採用しているが、これは大きな間違いだ」と話すのは、豆蔵の山岸耕二社長だ。「ヒアリングの結果だけでは、業務全体の改革につながるシステムはできない」と言う。

 こうした問題を解決するため、豆蔵は自社開発した「enThology」という手法を活用している。enThologyを使えば、組織を横断する業務の全体構造をモデリング化できる。部門の改革にとどまらず、企業全体を見直すことができるという。

 豆蔵は、SOA(サービス指向アークテクチャ)のコンサルティングなどでSAPジャパンとの協業を2月12日に発表している。同サービスでもenThologyを活用していく考えだ。