ぜい弱性に揺らぐインターネット

経済活動の基盤とまで見なされるようになったインターネット。だが,“インフラ”としては実はもろい存在である。インターネットで使われるプロトコルには四半世紀近く前に生まれたものがあり,多くのぜい弱性を抱えたまま運用されている。現在,この弱点を突く攻撃が多発。現場担当者は,舞台裏で“インフラ”の維持に奔走している。この現状を知ることが,“インフラ”としてのインターネットを支えることにつながるのだ。