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直言・確言

新技術を魅力的に見せる腕を磨け,解決策は一緒に考えよう

奥山 昌幸氏 リスクモンスター 開発ソリューション部 部長

2009/02/18
出典:日経ソリューションビジネス 2009年1月30日号9ページより
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
目次一覧
写真●奥山 昌幸氏 リスクモンスター 開発ソリューション部 部長
写真●奥山 昌幸氏 リスクモンスター 開発ソリューション部 部長
(写真:辻 牧子)

 企業の与信管理ビジネスをASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)形態で提供する当社にとって、IT活用は競争力の源泉である。顧客へのサービスレベルの向上やコストの最適化を図るためにも、これまでよりも優れた最新のITを積極的に採用している。

 当社は設立8年の若い会社。最新の技術や製品を導入するのにリスクは付き物だが、新しい技術や製品を取り込んでいくことが、ビジネスの成長に貢献すると考えている。

 最新の技術を導入する際は、我々がある程度のリスクを取らなければならないという覚悟はある。にもかかわらず、我々よりも、ITベンダーの方が新しいものに対して萎縮しているように感じる。ITベンダーの営業担当者と話をしていても、新しい技術や製品を活用すべきだとの提案は意外と少ない。

 提案があっても、最新技術や新製品に関する一般的な技術解説や、製品カタログの説明にとどまっていることがほとんどだ。当社が使うと、どのようなメリットがあるのかが分からないケースが多い。これでは関心を持っていても、なかなか採用に踏み切れない。

 最近も、複数のITベンダーにNGN(次世代ネットワーク)で何ができるかを説明してもらいたかったのだが、「NGNとは何か」といった説明ばかり。いずれのITベンダーも、NGNに関連したソリューションを提供するというのだが、各社ごとの特色というか強みも見えてこなかった。

 我々もシステム部門として、NGNの基礎知識は持っている。雑誌や書籍などを通じて学べることばかりを連呼されても、ITの専門家としてどうなのだろうかと思ってしまう。

 知りたいのは、NGNがユーザー企業である当社のビジネスにとって、具体的にどのようなインパクトがあるのか。どう向き合えばよいのかといった点だ。このような観点で、ITベンダーと議論し、今後の情報化の方針を決めたい。ただ残念ながら、今のところ、魅力的なITベンダーを見つけられていない。

 現段階では、NGNでユーザー企業の課題をどう解決するかといった具体像を描くことは難しいかもしれない。だが、ここで力を発揮するのが、ソリューションプロバイダであるITベンダーの役割ではないだろうか。

 そのものずばりのソリューションを示すのが、難しいことは分かっている。解決のヒントをもらいたいのだ。そこから一緒にディスカッションして解決策を考えればいい。

 ただし、新しいソリューションを紹介してくれれば、すぐに飛びつくと勘違いされては困る。「新しくて面白い技術はないだろうか」とITベンダーの担当者に聞くと、「あの会社は、新しいものが好きだ」と考えるのか、事あるごとに新製品や新たな技術に関する情報を提案書に盛り込んでくる会社がある。「力の入れどころを勘違いしているのでは」と言いたくなる。

 当社は、最新技術をどんどん取り込む一方で、変えなくて良い部分はそのままにしておく方針だ。可能な限り早く、安く、高品質なシステムを構築できるのであれば、ITの新旧は問わない。

 最近話題のSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)にも関心を持っているが、すべてこれに取って代わるわけではないだろう。今後も、パッケージソフトを購入することもあれば、独自開発も続ける。多種多様なシステム化の手段の中から、当社は何を選択すべきかの支援。これをITベンダーに求める。(談)

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