写真●米インタリオ イシュメール・ガリミ CEO
写真●米インタリオ イシュメール・ガリミ CEO

 「今後1年以内に8~10社の小規模な買収を実施し、さらに機能を強化したBPM(ビジネスプロセス・マネジメント)ソフトを提供する。そうなれば、米オラクルなどの競合と十分に渡り合える」。こう話すのはオープンソースのBPMソフト「Intalio」を手掛ける、米インタリオのイシュメール・ガリミCEO(最高経営責任者)だ。

 同社の収益の柱は、オープンソースのBPMソフトに、有償の保守サポートなどを組み合わせた「Intalio Enterprise Edition」。今後はさらに、開発者や利用部門向け製品の売り上げを増やす。

 日本では知名度の低いインタリオだが、ガリミCEOは「オープンソースのBPMソフトは5万社以上が利用している。有償のEnter-prise Editionの顧客も500社に達し、利用する企業数で見れば世界最大のBPMソフトだ」と言い切る。