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世界を襲った未曾有の経済危機で、企業はシステム計画の見直しを余儀なくされている。成長に不可欠なIT投資を維持するためには、コスト構造を抜本的に見直すと同時に、“ITのムダ”を徹底して削ぎ落とすことが必要だ。「調達」「契約」「運用」「印刷」「通信」の5分野でムダを排除し、コストを削減するための有効な具体策を探った。 Part1 調達編IT投資の無駄を省くにはまずハード/ソフトの調達にメスを入れたい。過去の常識にとらわれて割高な製品を購入していないか。使いもしない機能に余分なお金を支払っていないか。もっと安く入手できる手段を見逃していないか。Part1ではハード/ソフトの調達に関連して、12のムダ取り策を紹介する。ちょっとした発想の転換で無駄な投資は必ず減らせるはずだ。
Part2 契約編ランニングコストのムダ取りには外部ベンダーとの契約見直しが効く。身の丈に合わない過剰品質のサービスを利用していないか点検しよう。契約時よりも“お得”なメニューが追加されていることもあるし、契約期間を見直したり購入単位を変えるだけでコストが下がることもある。Part2では契約見直しによるランニングコストの削減策を8つ紹介する。IT予算の過半を占める部分だけに削れる余地がないか入念にチェックしたい。
Part3 運用編安定稼働を優先するあまり硬直化しがちな運用関連のコスト。IT予算の過半を占めるだけに、この見直しは避けて通れない。外部のリソースを上手に活用すれば運用コストは必ず下がる。最新技術を大胆に活用する手もある。細かな工夫の積み重ねも運用費の削減につながる。Part3では運用関連のコストダウンに役立つ7つの手法を紹介する。
Part4 印刷編印刷関連はコスト削減の余地がかなり残されている分野。1枚当たりの用紙代やトナー代は微々たるものだが塵も積もれば山となる。印刷関連コストは売上高の1〜3%を占めるとの調査もある。今すぐ印刷関連コストの構造改革を始めよう。カラー印刷の禁止やトナー節約ソフトの導入などできることはたくさんある。Part4では印刷関連コストの無駄を取る12の策を紹介する。
Part5 通信編 毎月の通信費の見直しは長期的に大きなコスト削減が期待できる。高品質や高信頼性をうたうサービスはそれ相当の出費が必要。割安サービスや定額プランを上手に使えば毎月の料金は必ず減らせるはずだ。無償サービスを企業で使う手もある。
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