フレッツ光の純増ペースに急ブレーキがかかった。これに伴い,NTT東西は2008年度の純増目標数の下方修正を余儀なくされた。それでもNTTは中期経営目標として掲げる「2010年度末までに累計2000万ユーザー」の看板を下ろさない。純増ペースを再加速させる起死回生の策はあるのか。今後のシナリオを検証する。
[1]フレッツ光の純増が失速,市場環境が激変
[2]約3年半も見直されていないフレッツ光の料金
[3]キャンペーンで実質値下げも他社より割高なフレッツ光
[4]テレビにつなぐフレッツ光を提案,パソコン未利用世帯を狙う
[5]NTTグループ内の連携にハンデ,用途限定で値下げの余地あり